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「iPadはノマド仕事に使えるのか?」使い勝手を検証(1)

2 8月 2010 14,848 views 3 Comments

日本でiPadが発売されたのが5月28日。あれから、約2か月経ちます。

iPadをノマドワークに活用している人もいらっしゃるようですし、
もう飽きた」と言う人もいます(笑)。

日本での発売前後は、あちこちの公共空間でiPadを取りだしている人の姿が見られたのに、
「利用者は増えてるはずだが、iPadを使う人の姿を見る機会が、減っている
という証言も、いろんなところから聞かされます。

わたしのオフィスの共有スペース(複数の企業でミーティングスペースを共有してます)でも、日本での発売前から「米国で購入してきた」という熱心なファンの姿を見かけたほどでしたが、最近、すっかり…。
宮崎駿監督が、ジブリ発行の機関誌のインタビューでiPadを使うインタビュア(ジブリのスタッフさん)をコテンパンに言った、という事件が、微妙に影響しているのかな? というくらい、
ぱったりです。。。。

iPadは、ノマドワーカーにとって、使えるツールなのでしょうか?
…それとも…?
「iPad、ノマドワーカーの仕事での利用」という視点から、検証してみたいと思います。


iPadでのメール処理

「ノマド仕事に使えるのか?」 というときに、最初に気になるのが、メールの操作。

iPhoneとの比較

当たり前といえば当たり前ですが、iPhoneよりも格段大きいiPadは、見やすいのは間違いありません。
しかし、ちょっと予想外の挙動をします。
とくに画面を縦長になる向きのとき。メールの一覧が、画面に出てこないんです。
どーん、とメール本文。

HTMLメールのメルマガとか、長文メールを読むときには便利そうですが、慣れないと
「メール一覧はどうやったら見えるの?」
と一瞬パニックに。じつは、左上の、「受信トレイ」ボタンを押すと、フロート(吹き出し)っぽく出てきます。

使っていて、安心感があるのは、横向きスタイル。
画面左側に受信トレイが表示され、閲覧したいメールをタップすると全画面表示されます。
さくさくとメールを読みたいときは、このスタイルがおススメです。

しかも、横向きだと、ソフトキーボード(オンスクリーンキーボード)のキーが、ほぼノートPCと同じサイズになります。
返信やメール作成のタイピングもしやすい。
練習すると、「ほぼ、なんとなく、ブラインド・タッチ」程度のスピードでは打てるようになります。

「あ、これはiPhoneと完全に違ってて、便利!」と感じたのは添付ファイルの閲覧。
Zipファイルの解凍や、Office書類などの閲覧にも便利なのでGoodReaderを利用していますが、
9.7インチの画面での閲覧は、ストレスがありません。
(とくにエクセルの表を見るときに実感!)

ノートパソコンとの比較

…とはいえ、これだけで長文のメールを書くとなると、ちょっと厳しいでしょう。
つるんとしたガラス面でのタイピングは、正しく入力されているか、始終、気にしてなくてはなりません。
また、どうしてもミスタッチの回数が多くなります。
iPadの製品発表の前には、Appleが「突起の出てくるスクリーンの特許を取った」と話題になってましたが、本当に、ホームポジションやキーの位置が指先でわかるようになったら、ずいぶんと違うんでしょうね(妄想)。

iPadを緊急避難用ではなく、メール処理やテキスト打ち込みに利用するならば、やっぱりBluetoothキーボードは必須ではないかと思います。
『「どこでもオフィス」仕事術』の制作にお手伝いいただいた、ライターの中村仁美さんがBluetoothキーボードを早速導入されたそうですので、お話を紹介します。

Bluetoothキーボードは、やっぱり便利です。
わたしはiPadでのキータイプ用にと購入しましたが、「iOS4.0」の登場で、iPhoneでもBluetoothキーボードが接続可能になったのはうれしいですね。

わたしが使っているのはリュウドの折りたたみ携帯電話キーボード「RBK-2000BTII」。
このキーボードはもともと、携帯電話向けに開発されたものですが、iPadやiPhone4.0、iOS4.0にアップデートしたiPhone3GSに対応しています。


キーボードの重さは約180グラム(電池を含まず)。
単4電池(11.4g)2本の重さをプラスしても、約200グラムです。
キーピッチは横18ミリメートル、縦17.2ミリメートルなので、フルサイズキーボードよりは少し小さめですが、違和感なく扱える大きさです。ちなみにキーストローク(キーを押したときにキーが押し込まれる深さ)は2.3ミリメートルと、適度にあります。

iPhoneでメールのチェックはできるとはいえ、入力して返信するのはちょっとストレスがあったという人は多いはず
でもこれを使うと、メールの返信やテキスト入力はかなりスピードアップします。

Windows派の人にとっては、操作の違い(例えば全角かなと半角英数の入力モード切替は、「Win+スペースキー」で行う)や、キーの配置になれるというストレスはありますが、それも2~3度使ううちに慣れてきます。
なにより、入力のストレスは大幅に軽減されます。
価格はamazonで8679円(送料込み、6月11日当時)とアクセサリとしてはちょっと高めですし、品切れしている様子とも聞きますが、iPhoneやiPadをモバイルPCの代わりに使いたいという人なら、ぜひ、お勧めのしたい一品です。
すごく便利ですよ

一点だけ、気になると言えば、気になるのがペアリング。
iPadは一度ペアリング(キーボードの認識)をすると、次回からもすぐ利用できますが、iPhoneは、利用の都度ペアリングを要求されるので、すこし不便を感じるかもしれません。

リュウドさんのキーボードは、携帯電話用に一度購入したことがありますが、確かにキータッチが秀逸です。
他にもおススメされている記事がいくつかあります。
ふだんメールやテキストタイプだけならば、「iPhoneとiPadとBluetoothキーボードだけ持って、身軽なノマドワーカーを決め込む」というスタイルも、アリな感じですね。


Webサイト閲覧

iPadの画面解像度は132ppi。ふだんパソコンで、それほど解像度が高くないのディスプレイを使っている人には、ふだん見ているサイトが縮小表示されているように見えます。(わたしもそのひとり!)

しかしこれ、縦長の状態で見ると、上下にスクロールしなくても、閲覧できるのが便利です!


リビングのソファでWeb閲覧するには、iPadが最高」なんて声がありますが、ポータビリティに加えて、こうした一覧性のよさがあるのではないかな、と思います。
これ、ノマドワークでも使えます。
Webサーフィン的に資料集めをするなら、iPadでサイト閲覧しながら、「はてぶ」やEvernoteなどのクラウドに、必要なページの情報をがしがし取り込んでゆくのが効率的。
スクロールしないでいいから、さっと見て、さっと作業ができる。いい感じです。

そういえば、その昔、縦長のディスプレイの方が作業効率がアップするとかで、縦長/横長に使い分けられるディスプレイがリクルートの社内にあったような。。。

さらに、最近になって、国産タブブラウザ「Lunaspace」がiPad用タブブラウザ「iLunaspace」をリリースするなど、使い勝手のバリエーションも増えてきました。これ、ものすごく便利!
(個人的にはGoogle ChromeのiPad用がリリースされないかと期待しています。。。)

PART(2)に続く ※近日アップ予定

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