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「EVERNOTE×ノマド」の活用まとめ

公開日: : 最終更新日:2014/07/01 Evernote, iPhoneアプリ, クラウドサービス, デジタル管理, 特集 32,529 views

evernoteいよいよクラウドWebサービスの代表格となってきた”Evernote(エバーノート)“!
「ノマドワーキング」にどう活用するか? という視点から、まとめて紹介したいと思います。

  • Evernote×スキャンスナップ
  • Evernote×iPhoneスキャナアプリ
  • Evernote×メッセージプラス
  • Evernote on iPad


ノマドワーキングでのEvernote利用、基本形

書籍『「どこでもオフィス」仕事術』では、「CSESサイクル」 という、情報加工のステップを紹介しました。

Capture(情報の捕捉)→ Stock(電子情報化して保存)→ Edit(編集)→ Share(アウトプット・共有)

と、情報加工のプロセスを4つに分け
「次のプロセスのために、今やっておくことはなにか?」
を意識して情報を処理することで、一連の生産性を高めることができる、というアイデアです。
Evernoteは、「Capture→ Stock」のツールとして、非常に優れています。
気になる情報は、とにかくEvernoteにポストしておけばいい
この、シンプルな運用スタイルが素晴らしい!

iPhoneアプリやPC用クライアントソフトでのメモは、きっとみなさん利用してますね。
ちょっと凝った使い方としては、メールからの投稿機能。
携帯電話にはぜひEvernote投稿用のメールアドレスを登録しておくといいですよ。
携帯しか持っていないとき、役立ちます。

Twitterを備忘録代わりに使っているなら、ツイートに @myen を含めておきましょう!
自動的にEvernoteにテキストが残るので、Twitterのタイムラインを探す手間が省けます。
(ただし、事前に @myen をフォローして登録手順を踏む必要があります)

最近、わたしがよく利用しているのがPCのクリップ機能。
Windowsの場合、[Win]+「PringScreen」で、直接画面キャプチャがEvernoteに!
↓こんなカーソルが出たら、キャプチャしたい部分をドラッグするだけ。


画面キャプチャがEvernoteに自動的に入っちゃいます。

「キャプチャしたい情報は、とりあえず、Evernoteに!」
と覚えておけばいい。本当に便利です。

Evernoteの利用イメージ

iPhoneなどのスマートフォンアプリを使えば、テキストのメモや写真ファイルだけでなく、音声メモにも利用できます。
純日本的なケータイ電話も(ポスト用のアドレスを電話帳登録しておけば)Evernoteの入力端末になる、ということは、誰もが24時間利用できるWebサービス、ということになります。

そしてスクラップした情報は「notebook」「タグ」「属性」「位置情報」などで分類することができます。
こんなに便利なのに、月間40MBまでのポストなら、無料!!
ノマドワーカーにとって、これほど便利なものはありません。


Evernote×スキャンスナップ

Evernoteは、テキストや画像ファイル、音声ファイルの他に、PDFファイルもサポートしています。
プレミアム会員用ではPDFファイル内の文字情報も検索できる。。。これ、思わずポチっとしてしまうポイントですね)

そこで、すぐに思いつくのが、ドキュメントスキャナでスキャンしたPDF書類の整理。
たとえば紙のプリントで入手した資料や、紙のノートにメモしたものを、ドキュメントスキャナでPDF化。Evernote上で整理しておけば、事後の検索や情報確認がものすごく便利になります。

『「どこでもオフィス」仕事術』ではドキュメントスキャナとして、FUJITSUのScanSnap(スキャンスナップ)を紹介しています。
しかし、、わたし、実際にやってみると、

「これは、たしかに便利だけど…。ぶっちゃけ、面倒!」

と思ってました。
ドキュメントスキャン手順1ドキュメントスキャン手順2ドキュメントスキャン手順3
(1)ScanSnapで書類をスキャン→ (2)MyScanSnapフォルダにPDF生成→ (3)PDFファイルをEvernoteに登録

…という作業の手間を考えると、ついつい、億劫になってしまいます。
そこで、なんとかならないかと探してみると、ありました!
こんな素敵な記事が!

Lifehacking.jp
ScanSnapから直接Evernoteへ取り込み
…年度末に ScanSnap S1500 を買って、それを Evernote と連携させる設定をしていませんでしたので、Evernote Blog のこちらの記事を参考にやってみました。…

なんと、ScanSnapの設定を調整することで、スキャンすると同時にEvernoteに登録できるというんです。
そんなことができるのかと、喜び勇んで自分のScanSnap(S510)の設定画面を見てみましたが、……あれ?……ちょっとちがうんです。
スキャンスナップ設定画面
「アプリ選択」というタブがありません。
そうか、S510は、昔のモデルだから、そんなことできないんだな、きっと。。。。

そんなふうに、一時あきらめてしまっていたのですが、これが、大きな勘違いであることが判明したんです。
(え? 勘違いしてたのは、お前だけじゃないか、って? …とほ。)
古い機種でも、以下のような手順で、設定すれば、がっつりと利用できます!

step1

FUJITSUの、ScanSnapのサイトで、ドライバを最新のものにします。
昔の機種のドライバもきちんとサポートしてくれてます。最近、すぐにサポート終了するメーカーが増えている中、感動的です。

step2

タスクバーの中にある[ScanSnap Manager]を右クリック。「クイックメニューを使用」にチェックが入っていたら、このチェックを外します

step3

再度、[ScanSnap Manager]を右クリックして、「スキャンボタンの設定…」を選択
すると、キター! 「アプリ選択」のタブの見える設定画面。

step4

「アプリ選択」のタブで、「追加と削除…」ボタンを押して、Evernoteを選択。
これで、ScanSnapで書類スキャンするだけで、自動的にEvernoteにPDFが登録されるようになりました!
もう、億劫どころか、感動的に便利です!!

どうでしょうか?


Evernote×iPhoneスキャンアプリ

もうひとつ、Evernoteの活用を考えたとき、外せない「スキャナ」があります
iPhoneアプリのスキャナです。

これも書籍(『「どこでもオフィス」仕事術』)内で紹介していますが、写真画像を読み取って、まるでスキャンしたかのような画像を作り出すアプリです。
ノートのスキャンを例として紹介しますが、実際には、ミーティングの時のホワイトボードの内容をスキャンするのに利用すると、ものすごく便利です。とくに狭い会議室のホワイトボードのメモは、スキャナの台形補正機能が大活躍します。

Step1

写真からエッジを認識
iPhone用アプリの「Doc Scanner」(Androidアプリもあるようですね)。
写真から文書(やメモ)のエッジを認識して、境界線をピンク色の線で示してくれます。
DocScannerDocScanner_edge

Step2

スキャン
境界線がずれているときは隅の位置を指で修正。遠近感がついた場合、この台形補正が効果を発揮します。
おおよそOKになったら、「スキャン」ボタンを押して、スキャン。

Step3

画像調整
台形補正された画像が表示されます。カラー/グレースケールの切り替えや、輝度・コントラストの調整が可能です。
ノートやホワイトボードの板書は、グレースケールにして、輝度(明るさ)&コントラストを高めに設定するのがおススメ。
まるでモノクロコピーを取ったような感じに仕上がります。
「保存」ボタンを押すと、画像が確定します。

Step4

Evernoteに送る
右下のアイコンを押すと、いろんな保存形式を選べます。ここで「Evernoteに送信」を選択します。

Step5

Evernoteが立ちあがる
Evernoteのアプリが立ちあがって、スキャン画像が取り込まれます。通信環境があれば、即座に同期されます。

この、流れるようなプロセスは、本当、ほれぼれします。


Evernote×メッセージプラス

こうなってくると、PDF書類を、できる限り自動的にEvernoteに収納したくなってきます(笑)。
書籍で紹介した、PCでのFAXサービス「メッセージプラス」は、FAX受信した画像を添付ファイルにしてメールで送ってくれるサービスですが、ファイル形式がtiff形式で、うまくEvernoteに読み込めません。
しかし、携帯電話用の確認オプション機能を使うと、PDF形式に画像を変換して送信してくれます。これだ!…というわけで。。。

細かい説明は省きますが、

  • 携帯電話確認用の送信先メールアドレスにGmailのアドレスを指定
  • Gmailのフィルタ機能を使って、メッセージプラスからのメールをEvernoteのポスト用メールアドレスに転送するよう設定

…と、することで、FAXも、ほぼダイレクトにEvernoteに取り込むことができるようになります。


Evernote on iPad

ここまで、入力についてのお話でしたが、最後にUIについてのお話。
Evernoteは、非常にすぐれた機能を提供していますが、パソコンからの利用で唯一、イマイチなところがあると思います。
それは、画像の表示。
上でお話したようなスタイルの利用方法だと、画像添付のノートが増えてゆくわけですが、Webサービス版でも、PC(Windows)のクライアント版でも、添付画像を自由にズームアップ/ダウンして確認することができません。

ところが、iPad版のEvernoteはUIがとてもスマートで、この問題を先に解決してくれています。
アプリケーションのUIの洗練具合も含めて考えると、Evernoteの閲覧にはiPadがベストデバイスではないかと思います。
実際、ふだんスクラップしておいた資料やメモをもとにドキュメントを作成する作業する場合、iPadで作業に必用なノートを見つけてマーキングし、時には手元にiPadの画面(メモ画像)を置いて、タイピングするというような形が手っ取り早いように思います。

※先に見た「Lifehacking.jp」さんでは、こんな記事も。。。。

「EvernoteはiPadのキラーアプリになるか」
私の贔屓目かもしれませんが、使えば使うほど iPad と Evernote の組み合わせは自然に思えてきます。いずれ Evernote は iPad のキラーアプリ、つまり人が iPad を買う理由として挙げられるようになるかもしれない。そんな気がします。

本当に、そんな気がします。
Evernoteの機能の拡張と、同様に、Evernoteと連携するサードパーティのサービスの拡充にも期待したいところです。
ノマドワーキングの現場で使えるのかどうかはまったく不明ですが、なじみのツールを使いこなすための道具がいろいろ出てくると、ワクワクしますね↓

手書きメモをデジタルノートに! 超音波式デジタルペン『airpen』が『Evernote』と連携 – ガジェット通信.

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